はじめに
「高校の面接で自己PRが思いつかない……」
「部活動や資格で目立つ実績がないから、話せることが何もないのでは」と不安に感じていませんか。
面接が近づき、自己PRを考えようとしても、何を書けばよいか分からずノートやパソコンの前で手が止まったり、思いついた内容も「こんなことを話して評価されるのかな」と自信が持てず、何度も書き直してしまうことがありますよね。
この記事では、高校面接で自己PRが思いつかない理由をはじめ、実績がなくても自己PRを作る考え方や強みの見つけ方、そのまま参考にできる例文まで順を追って説明していきます。
高校面接の自己PRは特別な実績がなくても大丈夫?
自己PRが思いつかず、「アピールできる実績がないから何も話せない」と悩む中学生は少なくありません。
ここでは、自己PRが思いつかない人が多い理由や、面接官が見ているポイント、日常の経験から自己PRを作る考え方について順を追って説明していきます。
面接官はすごい実績より人柄や取り組みを見ている
高校面接では、大会での優勝や多くの資格があることだけで評価されるわけではありません。
面接官は、目標に向けてどのように努力したのか、困ったときにどう行動したのか、継続して取り組める人かといった人柄を見ています。
そのため、特別な実績がなくても、自分が取り組んだ経験を具体的に伝えれば、十分に自己PRになります。
自己PRは日常の経験から作ることができる
自己PRは、特別な成果や目立つ経験がなくても作ることができます。
授業への取り組みや部活動、委員会活動、係活動、家庭で続けている習慣など、日常の経験も立派な自己PRの題材です。
続けてきたことや工夫したことを振り返ることで、自分らしさが伝わる自己PRにつながります。
自己PRが思いつかない人の共通パターン
自己PRが思いつかないと感じる人には、いくつか共通する特徴があります。
ここでは、自己PRが思いつかない人によく見られるパターンを紹介し、なぜそのように感じてしまうのかを順を追って説明していきます。
部活で大きな結果を残していない
部活動で大会に出場していなかったり、レギュラーとして活躍できなかったりすると、「自己PRに書けることがない」と感じる中学生は少なくありません。
しかし、部活動で大きな結果を残していないことだけで、自己PRが作れないわけではありません。
結果だけを基準に考えてしまい、自分の努力や経験に気付けず、自己PRが思いつかなくなる人は多くいます。
資格や表彰歴がない
英語検定や漢字検定などの資格や、コンクール・大会での表彰歴がないため、「自己PRに書ける実績がない」と悩む人は多くいます。
しかし、資格や表彰歴がないことだけを理由に、自己PRが作れないわけではありません。
目に見える実績ばかりを意識してしまい、自分の経験をアピールできないと思い込んでいるケースは少なくありません。
生徒会やリーダー経験がない
生徒会役員や学級委員長、部活動のキャプテンを経験していないため、「面接で話せることがない」と感じる中学生は少なくありません。
しかし、生徒会やリーダー経験がなくても、自己PRは十分に作ることができます。
役職がないことを理由に、自分には話せる内容がないと思い込んでしまう人は多くいます。
実績がないから話せることもないと思い込んでいる
大会の成績や資格、生徒会活動などの実績がないため、「自己PRで話せることもない」と思い込んでしまう中学生は少なくありません。
しかし、実績がないことと、面接で話せる内容がないことは別です。
日常の経験に目を向けられず、自分の強みや努力に気付けないことで、自己PRが思いつかなくなることがあります。
高校面接の自己PRネタを見つける方法
自己PRのネタは、特別な経験や目立つ実績だけから見つけるものではありません。学校生活や家庭で当たり前に続けてきたことの中にも、自分らしさや強みを伝えられる題材は数多くあります。
ここでは、部活動や委員会活動、勉強、趣味、日常生活などから自己PRのネタを見つける方法を順を追って説明していきます。
部活動で続けたこと
部活動では、大会の成績やレギュラー経験だけでなく、続けてきた行動を振り返ることが大切です。
毎日の練習を続けたことや、自分で課題を見つけて取り組んだこと、準備や後片付けを継続した経験も自己PRにつながります。
結果だけではなく、自分が続けてきたことを書き出してみましょう。
委員会や係活動
委員会や学級の係活動も、自己PRのネタになります。
どのような役割を担当し、責任を持って取り組んだのか、自分から工夫したことはなかったかを振り返ってみましょう。
日々の活動で積み重ねてきた経験も、十分にアピールできます。
勉強で努力したこと
勉強で努力した経験も、自己PRに活かせます。
定期テストに向けて勉強を続けたことや、苦手な教科を克服するために工夫したことを振り返ってみましょう。
点数だけではなく、目標に向けて努力した過程も伝えられる内容になります。
趣味や習い事
趣味や習い事も、自己PRを考えるヒントになります。
長く続けてきたことや、上達するために工夫したことを書き出してみましょう。
特別な実績がなくても、継続して取り組んだ経験は十分にアピールできます。
家の手伝いや日常生活
家の手伝いや日常生活で続けていることも、自己PRの題材になります。
食器洗いや掃除などを継続して担当していることや、自分で決めた生活習慣を続けていることを振り返ってみましょう。
毎日の積み重ねや責任を持って取り組んだ経験も、自分らしさを伝える自己PRにつながります。
高校面接の自己PRを作る簡単な手順
自己PRは、思いついたことをそのまま話そうとすると内容がまとまりにくくなります。
ここでは、高校面接で使いやすい自己PRを作るための基本的な手順を順を追って説明していきます。
自分の強みを1つ決める
自己PRでは、最初に伝えたい強みを1つ決めましょう。
「最後までやり切る力」「責任感」「協調性」などの中から、最も伝えたいものを選ぶことが大切です。
強みを1つに絞ることで、内容に一貫性が生まれ、面接官にも伝わりやすくなります。
強みを表す行動や経験を書き出す
強みを決めたら、それを表す行動や経験を書き出してみましょう。
部活動や委員会活動、勉強、家の手伝いなどを振り返り、「何を」「どのように」取り組んだのかを整理することが大切です。
具体的な経験を思い出すことで、説得力のある自己PRを作りやすくなります。
経験から得た学びや成長を整理する
経験を書き出したら、その中で学んだことや成長したことを整理しましょう。
「最後まで続ける大切さを学んだ」「自分から行動できるようになった」など、経験を通して変わったことを言葉にすることが大切です。
学びや成長を加えることで、自己PRにまとまりが生まれます。
強み→行動→結果の順でまとめる
自己PRは、「強み→行動→結果」の順でまとめると伝わりやすくなります。
最初に強みを伝え、その強みを表す経験や行動を説明し、最後に得た結果や成長をまとめましょう。
この流れを意識すると、面接官にも内容が分かりやすく伝わります。
自己PRが思いつかない人向けの例文
自己PRは、特別な実績がなくても伝え方を工夫すれば十分にアピールできます。
ここでは、自己PRが思いつかない人でも参考にしやすい例文を、経験ごとのパターンに分けて紹介します。
部活でレギュラーではなかった場合の例文
レギュラーではありませんでしたが、毎日の練習を休まず続け、自分に足りない部分を改善するために自主練習にも取り組みました。試合に出場する機会は多くありませんでしたが、最後まで諦めず努力を続けた経験から、継続する大切さを学びました。
レギュラーや大会の実績がなくても、努力を続けた経験は十分に自己PRになります。結果だけではなく、どのように取り組んだのかを具体的に伝えましょう。
成績が特別良くない場合の例文
私は、一度決めたことを続ける力があります。苦手だった数学を克服するために、毎日30分復習を続けた結果、大きく成績は伸びませんでしたが、以前より問題を解けるようになりました。この経験から、少しずつでも努力を続けることの大切さを学びました。
成績の高さだけが評価されるわけではありません。目標に向けて努力した過程を伝えることが大切です。
委員会や係活動を自己PRにする例文
私は、責任感を持って行動することを大切にしています。図書委員として本の整理や貸し出しを担当し、決められた仕事を最後まで丁寧に続けました。この経験から、自分の役割を最後までやり遂げる大切さを学びました。
委員会や係活動は、日々の取り組みを伝えやすい題材です。担当した役割や工夫したことを具体的に伝えると、自己PRにまとまりが生まれます。
趣味や継続していることを自己PRにする例文
私は、継続して取り組むことが得意です。読書を毎日続け、分からない言葉は調べながら読むことを習慣にしてきました。続けることで知識が増え、自分から学ぶ姿勢が身に付きました。
趣味や日常の習慣も、自己PRの題材になります。長く続けてきたことや、自分なりに工夫したことを伝えると、自分らしさが伝わりやすくなります。
高校面接で自己PRを話すときの注意点
自己PRは内容だけでなく、伝え方にも注意が必要です。
ここでは、高校面接で自己PRを話す際に意識したいポイントを順を追って説明していきます。
話を大きく盛らない
自己PRでは、実際より大きな成果や経験を伝えないようにしましょう。
面接では内容について詳しく質問されるため、話を盛ると説明に矛盾が生まれやすくなります。
自分が実際に経験したことを、具体的に伝えることが大切です。
嘘をつかない
自己PRでは、経験していないことや実際にはなかった成果を話さないようにしましょう。
面接では自己PRについて詳しく質問されることが多いため、本当の経験であれば落ち着いて答えられます。
自分が取り組んだことや感じたことを、自分の言葉で伝えることが大切です。
文章を丸暗記しない
自己PRは、一字一句丸暗記するのではなく、話の流れを覚えておきましょう。
丸暗記すると、言葉を忘れたときや質問に合わせて話す場面で対応しにくくなります。
強み、経験、学んだことの順番を意識し、自分の言葉で自然に伝えることが大切です。
まとめ
高校面接の自己PRは、特別な実績がある人だけのものではありません。
大会の成績や資格、役職経験がなくても、これまで続けてきたことや努力した経験の中には、自分らしさを伝えられる材料がたくさんあります。
自己PRが思いつかないときは、「実績がない」と決めつけるのではなく、部活動や勉強、委員会活動、趣味、家での役割など、普段の生活を振り返ってみましょう。
小さな経験でも、自分なりに工夫したことや続けてきたことは、十分にアピールできる強みになります。
面接では、立派なエピソードを話そうとするよりも、自分が実際に経験したことを自分の言葉で伝えることが大切です。