はじめに
「面接後にフィードバックをお願いしたいけれど、企業側に失礼な印象を与えないかな」
「評価を聞きたいと思っているけれど、どのタイミングで伝えればよいのか分からない」と迷っていませんか。
面接でうまく答えられなかった部分があったり、次回の選考に向けて改善点を知りたかったりすると、面接官から直接意見をもらいたいと感じることがありますよね。
この記事では、面接フィードバックをお願いしても問題ないケースや失礼にならない聞き方、依頼する適切なタイミング、実際に使える例文について順を追って説明していきます。
面接後にフィードバックをお願いしても問題ない?
面接後にフィードバックをお願いしたいと思っても、「採用担当者に聞くのは失礼ではないか」「評価を教えてもらえるものなのか」と迷う方も少なくありません。
まずは、面接後にフィードバックをお願いする際の考え方を確認していきます。
フィードバックをお願いしても失礼にはならない
面接後にフィードバックをお願いすること自体は、基本的に失礼にはなりません。
大切なのは、合否を問いただすのではなく、「今後の面接に活かしたい」という前向きな姿勢で伝えることです。
丁寧な言葉でお願いすれば、好意的に受け止めてもらえることもあります。
企業によってはフィードバックをもらえないこともある
企業によっては、フィードバックをお願いしても回答してもらえない場合があります。
これは応募者への対応方針や、評価内容を開示しないルールがあるためで、特別な理由があるとは限りません。
そのため、回答がなくても深く気にしすぎる必要はないでしょう。
面接のフィードバックをお願いしてよいケース・控えたほうがよいケース
面接後のフィードバックは、お願いする目的によって企業側の受け取り方が変わります。
ここでは、フィードバックをお願いしてよいケースと避けるべきケースを整理していきます。
今後の面接や選考に活かしたい場合はお願いしてよい
今後の面接や就職活動に活かしたいという目的であれば、フィードバックをお願いしても問題ありません。
改善点を知りたいという前向きな姿勢で伝えることで、企業側にも意図が伝わりやすくなります。
次につながる学びを得たいという気持ちを、丁寧に伝えることが大切です。
企業から回答できないと伝えられている場合は控える
企業から「フィードバックは回答できません」と案内されている場合は、無理にお願いするのは控えましょう。
企業ごとに評価を開示しない方針を設けていることもあり、応募者だけの問題ではありません。
回答が難しいと言われた場合は、そのまま受け止めることが大切です。
選考結果への不満や理由の追及を目的にお願いするのは避ける
フィードバックをお願いするときは、不採用の理由を問いただすような伝え方は避けましょう。
合否への不満ではなく、「今後に活かしたいので改善点を教えていただけますか」という姿勢でお願いするほうが、前向きな印象につながります。
面接のフィードバックをお願いするタイミング
面接のフィードバックをお願いする場合は、内容だけでなく依頼するタイミングも大切です。
ここでは、面接のフィードバックをお願いする具体的なタイミングについて説明していきます。
面接終了時に口頭でお願いする
面接の最後は、フィードバックをお願いしやすいタイミングです。
面接官に直接伝えられるため、「今後の面接に活かしたいので、可能であればフィードバックをいただけますか」と丁寧にお願いすると、意図も伝わりやすくなります。
選考結果の連絡を受けた後にメールでお願いする
選考結果の連絡を受けた後は、メールでお願いする方法もあります。
その際は、合否の理由ではなく、今後に活かすための改善点を知りたいことを伝えると、前向きな印象になりやすいです。
回答できる範囲で構わないという一言を添えると、相手への配慮も伝わります。
時間が経ってからの依頼は避ける
フィードバックをお願いするなら、面接からあまり時間を空けないことが大切です。
時間が経つほど面接内容を振り返るのが難しくなり、具体的な回答をもらえないことがあります。
依頼する場合は、選考結果の連絡後など早めのタイミングを意識しましょう。
面接のフィードバックをお願いするときの伝え方
面接のフィードバックをお願いするときは、単に「評価を教えてほしい」と伝えるのではなく、依頼する目的や聞きたい内容を明確にすることが大切です。
ここでは、面接のフィードバックをお願いするときの具体的な伝え方を紹介します。
今後の改善に活かしたいと目的を伝える
フィードバックをお願いするときは、今後の面接や就職活動に活かしたいという目的を伝えましょう。
不採用の理由を知りたいという伝え方ではなく、「改善点を知りたい」という姿勢を示すことで、前向きな依頼として受け取ってもらいやすくなります。
自己PRや志望動機など聞きたい内容を具体的に絞る
フィードバックをお願いする際は、確認したい内容を具体的に絞ることも大切です。
自己PRや志望動機など、改善したい項目を伝えることで、企業側も回答しやすくなります。
質問を絞ることで、具体的なアドバイスをもらえる可能性も高まります。
回答を強要せず簡潔かつ丁寧にお願いする
フィードバックは、相手の負担にも配慮しながらお願いすることが大切です。
「可能な範囲で教えていただけますか」と一言添えるだけでも、やわらかい印象になります。
回答が難しい場合もあるため、無理に求めない姿勢を心がけましょう。
面接のフィードバックをお願いするときの例文
面接のフィードバックをお願いするときは、伝える場面に合わせて言葉を選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれの状況で使える具体的な例文を紹介していきます。
面接終了時に口頭でお願いする例文
面接の最後に時間がある場合は、その場で丁寧にお願いすると意図が伝わりやすくなります。今後の面接に活かしたいという目的を添え、回答を強要しない伝え方を意識しましょう。
例文①(基本)
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。今後の面接に活かしたいため、可能であれば改善点やアドバイスを教えていただけますでしょうか。」
例文②(自己PRについて聞きたい場合)
「本日はありがとうございました。今後の参考にしたいため、可能でしたら自己PRについて改善したほうがよい点があれば教えていただけますでしょうか。」
例文③(志望動機について聞きたい場合)
「本日はありがとうございました。志望動機の伝え方について、改善できる点がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。」
選考結果の連絡後にメールでお願いする例文
選考結果の連絡後にお願いする場合は、お礼を伝えたうえで、今後に活かしたいという目的を明確にすると丁寧な印象になります。回答できる範囲で構わないことも添えると、相手への配慮が伝わります。
例文①(基本)
お世話になっております。
先日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
今後の就職活動に活かしたいため、可能な範囲で改善点やアドバイスをご教示いただけますでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
例文②(不採用後にお願いする場合)
お世話になっております。
このたびは選考結果をご連絡いただき、ありがとうございました。
今後の面接に活かしたいため、差し支えない範囲で改善点をご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
例文③(特定の項目について聞く場合)
お世話になっております。
先日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
自己PRの内容について改善したほうがよい点がございましたら、可能な範囲でご教示いただけますでしょうか。今後の面接に活かしたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
まとめ
面接フィードバックは、今後の面接や就職活動に活かしたいという目的であれば、お願いしても失礼にはなりません。
大切なのは、合否の理由を求めるのではなく、改善点を知りたいという前向きな姿勢で丁寧に伝えることです。
また、企業によってはフィードバックを行っていない場合もあるため、回答が得られなくても気にしすぎる必要はありません。
今回紹介したタイミングや伝え方、例文を参考に、無理のない形でお願いし、次の面接につながる学びとして活かしていきましょう。