目次
はじめに
「内定って、何社くらいもらうのが普通なんだろう?」
「1社で決めていいのか、それとも複数もらってから選んだほうがいいのかな…」
そんなふうに、周りと比べて不安になっていませんか。
内定の数は人によってかなり違うため、「何社あれば安心」と一概には言えません。1社の内定で決める人もいれば、2〜3社を比較してから決める人もいます。
だからこそ大切なのは、数だけを見ることではなく、「自分が納得して選べる状態かどうか」です。
この記事では、内定の平均社数をもとに、「何社くらいを目安にすればよいのか」「1社でも大丈夫なのか」を、順を追ってやさしく整理していきます。
内定は何社もらうのが一般的?

「内定は何社もらうのが普通なのか」は、多くの人が気になるポイントですが、実際には1社のみで決める人もいれば、複数社から内定をもらって比較する人もいます。
ここでは、就職・転職活動における平均的な内定社数と、複数内定を獲得している人の割合を具体的な目安として確認していきます。
平均の内定社数
新卒就活の場合、最終的に内定を保有する社数の平均は1〜2社です。
実際には、1社のみ内定を持って就活を終える人が最も多く、全体の半数前後を占めます。複数内定を持つ人もいますが、2社以上になると割合は大きく下がり、3社以上を同時に保有する人は全体の2割未満にとどまります。
そのため、内定が1社あれば平均的な水準であり、2社持っていれば平均よりやや多い状態です。
複数内定をもらう人の割合
複数内定をもらう人の割合は全体の約3〜4割です。
内訳としては、2社の内定を持つ人が全体の約20〜30%、3社以上になると約10〜20%まで減少します。一方で、内定が1社のみの人が半数前後を占めるため、複数内定は珍しくはないものの、過半数ではありません。
そのため、2社以上の内定を持っている状態は全体の中で見ると上位3〜4割に入る水準です。
就活で何社受けるのが目安?

「何社くらい受ければいいのか」は、内定数と同じくらい悩みやすいポイントですが、実際の就活では10社前後で終わる人もいれば、30社以上エントリーする人もいます。
ここでは、一般的なエントリー数の平均と、その社数になる理由を具体的な流れとあわせて確認していきます。
エントリー社数の平均
就活でのエントリー数の平均は20〜30社です。
実際には、エントリーした企業のうち書類選考を通過するのは約3〜5割にとどまり、その後の面接で内定まで進むのはさらに数社に絞られるため、この水準の社数になります。
そのため、最初の段階で20社以上にエントリーしておくことで、選考を通過した企業が5〜10社程度に残り、最終的に1〜2社の内定につながる流れになります。
なぜそのエントリー社数になるの?
エントリー数が20〜30社になる理由は、選考ごとに通過率が段階的に下がるためです。
書類選考の通過率は約30〜50%で、20社に応募した場合でも通過は6〜10社程度に絞られます。さらに一次面接から最終面接まで進めるのはその中の2〜4社程度に減り、最終的に内定に至るのは1〜2社に収まります。
このように各段階で半分以下に絞られていく構造になっているため、最初のエントリー数が20〜30社程度必要になります。
内定が少ない・多いと感じるラインは?

「自分の内定数は少ないのか、それとも多いのか」は、周りと比べたときに気になりやすいポイントですが、基準を知らないまま判断すると不安が大きくなりがちです。
ここでは、一般的にどのあたりから「少ない」「多い」と感じやすいのか、その目安となるラインを具体的に整理していきます。
少ないと感じるライン
内定が少ないと感じるラインは0社または1社です。
就活の平均では最終的に1〜2社の内定を持つ人が多いため、内定が0社の場合は平均を下回り、選考の通過が止まっている状態と判断されます。
また、1社のみの場合でも比較検討できる選択肢がないため、他社と条件を比べられず、その1社に依存する状況になることから少ないと感じやすくなります。
そのため、内定が0〜1社の段階は、一般的な水準と比べて少ないと判断されるラインです。
多いと感じるライン
内定が多いと感じるラインは2社以上です。
平均では最終的に1〜2社の内定に収まるため、2社の時点で平均水準の上限に達しており、3社以上になると全体の中でも約1〜2割に入る水準になります。
内定が2社あれば条件や勤務地、仕事内容を並べて比較できる状態になり、選択肢を持って意思決定できるため、多いと感じやすくなります。
そのため、内定が2社でやや多い、3社以上で明確に多いと判断されるラインです。
まとめ
内定の数に「これが正解」という基準はありませんが、最終的には1〜2社の内定を持つ人が多く、1社でも十分に一般的です。
2社あれば仕事内容や勤務地、年収などを比較しながら決めやすくなり、3社以上ある場合は比較的多いほうといえます。
そのため、「周りより少ないかも」と不安になる必要はありません。大切なのは数そのものではなく、自分が納得して選べる状態かどうかです。
1社でも「ここで働きたい」と思えるなら、その内定は十分価値があります。もし迷いがある場合は、もう1社だけ比較してみる、条件を整理してみる、といった形でも大丈夫です。少しずつ、自分が安心して決められる状態を作っていきましょう。