面接対策

▶職務経歴書を面接でどう説明する?伝え方のポイントを解説 

はじめに

「職務経歴書を提出したものの、面接ではどのように説明すればよいのだろうか」
「職務経歴書に書いてある内容をそのまま読み上げればよいのか、それとも補足した方がよいのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実際の面接では、職務経歴書に書かれている内容を確認しながら質問が進むことが多いため、記載内容を自分の言葉で分かりやすく説明できるかどうかが重要になります。

この記事では、職務経歴書を面接で説明する際の基本的な流れや伝え方のポイント、職種別の説明例、面接で避けたい伝え方まで順を追って説明していきます。

職務経歴書の内容を分かりやすく伝え、自信を持って面接に臨みたい方はぜひ参考にしてください。

職務経歴書を面接で説明する目的とは?

職務経歴書の説明を求められると、「書いてある内容を最初から最後まで読めばよいのだろうか」と迷う方も多いかもしれません。

ここでは、面接官が職務経歴書の説明を求める理由や、面接で意識したい伝え方のポイントについて解説します。

面接官が「職務経歴書の説明」を聞く理由

面接官が職務経歴書の説明を求めるのは、書類に書かれた内容と実際の経験に違いがないかを確認するためです。

また、これまでどのような業務を担当し、どのような成果につなげてきたのかを自分の言葉で説明できるかも見られています。

限られた時間で分かりやすく経歴を伝えられると、入社後の仕事ぶりもイメージしてもらいやすくなります。

書類の内容をそのまま読む必要はない

面接で職務経歴書の説明を求められても、書類の内容をそのまま読み上げる必要はありません。

面接官はすでに書類に目を通しているため、担当した業務や成果を中心に要点を整理して伝えることが大切です。

経歴が複数ある場合は、直近の仕事から順番に説明すると、内容が伝わりやすくなります。

面接では“要約して伝える力”が見られている

面接では、職務経歴を限られた時間で分かりやすく伝える力も見られています。

長く説明する必要はなく、在籍期間や担当業務、成果を1〜2分程度で簡潔にまとめられれば十分です。

細かな業務をすべて話そうとせず、経験した仕事の内容と成果を中心に伝えることを意識してみましょう。

職務経歴書を面接で説明する基本の流れ

職務経歴書を面接で説明する際は、思いついた順に話すのではなく、面接官が理解しやすい順番で整理して伝えることが大切です。

ここでは、職歴の説明をスムーズに進めるための基本的な流れと、それぞれの場面で意識したいポイントを紹介します。

最初に職歴全体を簡潔に伝える

職務経歴書を説明するときは、まず職歴全体を20〜30秒ほどで簡潔に伝えるのがおすすめです。

勤務した会社数や経験年数、担当してきた職種を最初に伝えておくと、その後の業務内容や実績も理解してもらいやすくなります。

まずは職歴の流れをつかんでもらうことを意識してみましょう。

現在または直近の仕事内容から説明する

職務経歴書を説明するときは、現在の勤務先、または直近の仕事内容から話し始めると伝わりやすくなります。

面接官は現在のスキルや担当業務を重視していることが多いためです。

まずは今の仕事内容や担当範囲を簡潔に伝え、その後に過去の職歴を説明すると、経歴の流れも理解してもらいやすくなります。

実績・工夫したことを具体的に伝える

仕事内容を説明するときは、担当業務だけでなく、どのような成果を出したのか、どのような工夫をしたのかまで伝えることが大切です。

例えば、受発注業務の件数だけではなく、作業時間を短縮した経験などをあわせて話すと、仕事への取り組み方が伝わりやすくなります。

小さな工夫でも、具体的なエピソードとして整理しておくと安心です。

最後に活かせる経験をまとめる

職務経歴の説明の最後には、応募先で活かせる経験を簡潔にまとめて伝えましょう。

これまで継続して担当してきた業務や身につけたスキルを整理して伝えることで、面接官にも入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

応募職種と共通する経験を中心に、前向きに締めくくることを意識してみてください。

面接で伝わりやすい話し方のポイント

面接では、どれだけ経験があっても話が長すぎたり要点が伝わらなかったりすると、強みを十分に理解してもらえないことがあります。

ここでは、面接官が内容を理解しやすくなり、自分の経験や実績を効果的に伝えるための話し方のポイントを紹介します。

1〜2分程度で簡潔にまとめる

職務経歴書の説明は、1〜2分程度を目安に簡潔にまとめるのがおすすめです。

すべての業務を詳しく話そうとせず、勤務した会社や担当職種、主な業務内容、実績を中心に伝えましょう。

まずは経歴全体を分かりやすく伝えることを意識すると、その後の質問にも落ち着いて答えやすくなります。

仕事内容だけでなく成果も入れる

仕事内容を説明するときは、担当業務だけでなく成果もあわせて伝えましょう。

売上金額や担当件数、業務改善の結果などを加えることで、どのような経験を積み、どのように成果につなげてきたのかが伝わりやすくなります。

数字で示せる実績があれば、積極的に取り入れてみてください。

専門用語を使いすぎない

職務経歴を説明するときは、専門用語を使いすぎないように気を付けましょう。

社内の略称や業界用語が多いと、面接官に仕事内容が伝わりにくくなることがあります。

専門用語を使う場合は、具体的な業務内容もあわせて説明し、誰でもイメージしやすい言葉で伝えることを意識してみてください。

時系列だけで長く話しすぎない

職務経歴を説明するときは、入社から現在までを細かく順番に話しすぎないようにしましょう。

大切なのは、「どの会社で何を担当し、どのような成果を出したのか」を分かりやすく伝えることです。

すべてを説明しようとせず、担当業務と実績を中心に整理して話すことを意識してみてください。

職務経歴書の説明例文

職務経歴書の説明方法は理解できても、実際にどのように話せばよいのかイメージしにくい方も多いのではないでしょうか。

ここでは、事務職・営業職・未経験転職それぞれのケースをもとに、面接で職務経歴書を説明する際の例文を紹介します。

事務職の説明例

事務職として約5年間勤務し、現在は受発注処理や請求書発行、売上データ入力を担当しております。

1日30件ほどの受発注処理に加え、Excelを使った売上管理や資料作成も行ってきました。

また、入力手順を見直して作業時間を短縮した経験もあります。

これまで培った事務処理能力を活かし、御社でも正確で効率的な業務に貢献したいと考えております。

営業職の説明例

法人営業として約6年間勤務し、主に中小企業を対象とした新規開拓営業と既存顧客対応を担当しておりました。

担当社数は常時50社程度で、訪問提案や見積書作成、契約締結まで一貫して対応してきました。

また、顧客ごとの提案内容を見直したことで新規契約件数を前年より15件増やした経験があります。

これまで培った提案力と顧客対応経験を活かし、御社でも売上拡大に貢献したいと考えております。

未経験転職の説明例

これまで小売業で約4年間勤務し、接客対応、レジ業務、売場管理を担当しておりました。

1日あたり100名以上のお客様対応を行い、商品補充や在庫確認も担当してきました。

また、売場レイアウトの変更後に対象商品の販売数が前月比で10%増加した経験があります。事

務職は未経験ですが、日々のデータ入力や在庫管理で培った正確な作業力を活かし、早期に業務を習得して貢献したいと考えております。

面接で避けたい職務経歴書の説明NG例

職務経歴書の内容そのものに問題がなくても、面接での説明の仕方によっては経験や強みが十分に伝わらないことがあります。

ここでは、職務経歴書を説明する際に避けたい代表的なNG例について解説します。

職務経歴書をそのまま読み上げる

職務経歴書を上から順番に読み上げるだけでは、経歴の要点が伝わりにくくなります。

面接官はすでに書類を確認しているため、同じ内容を繰り返す必要はありません。

担当業務や実績、仕事で工夫したことを中心に、自分の言葉で分かりやすく伝えることを意識してみましょう。

業務内容だけを淡々と話す

業務内容だけを淡々と説明すると、どのような経験を積み、どのような成果を出してきたのかが伝わりにくくなります。

担当していた業務に加えて、対応件数や実績、工夫したこともあわせて伝えるのがおすすめです。

仕事への取り組み方まで伝えることで、経験や強みをよりイメージしてもらいやすくなります。

話が長く結論が見えない

話が長くなりすぎて結論が見えない説明は、内容が伝わりにくくなることがあります。

細かな経歴を順番に話すのではなく、最初に担当職種や経験年数を伝え、その後に主な業務内容と成果を説明すると分かりやすくなります。

1〜2分程度を目安に、要点を意識してまとめてみましょう。

実績を抽象的に伝えてしまう

「売上に貢献しました」「業務改善に取り組みました」といった抽象的な伝え方だけでは、成果の大きさが伝わりにくくなります。

どのような業務で何を工夫し、どのような結果につながったのかを具体的に説明することが大切です。

数字で示せる実績があれば、あわせて伝えるとより分かりやすくなります。

職務経歴書を面接前に準備するコツ

面接本番でスムーズに職務経歴書を説明するためには、当日に内容を確認するだけではなく、事前に話す内容を整理しておくことが重要です。

ここでは、面接で慌てずに職務経歴書を説明するために、事前に取り組んでおきたい準備のポイントを紹介します。

職務経歴書を1分で要約してみる

面接前には、職務経歴書の内容を1分程度で話せるようにまとめておくのがおすすめです。

勤務した会社数や経験年数、担当職種、主な業務内容、実績を整理しておくと、伝えたい内容が分かりやすくなります。

短くまとめる練習をしておくことで、本番でも落ち着いて説明しやすくなるでしょう。

質問されそうな部分を整理しておく

面接前には、職務経歴書の中で質問されそうな部分を整理しておきましょう。

担当業務の件数や成果につながった行動、転職理由などは、面接でよく確認されるポイントです。

それぞれの経歴について、「何を担当し、どのような結果につながったのか」を簡潔に説明できるよう準備しておくと安心です。

数字や成果をすぐ答えられるようにする

面接前には、職務経歴書に書いた数字や成果をすぐ説明できるように整理しておきましょう。

売上金額や対応件数、担当社数などは、面接で詳しく質問されることがあります。

実績ごとに担当した内容と結果を確認し、短く分かりやすく説明できるよう準備しておくと安心です。

まとめ

職務経歴書の説明では、書類をそのまま読み上げる必要はありません。

これまでどのような仕事を担当し、どのような成果につなげてきたのかを、自分の言葉で分かりやすく伝えることが大切です。

難しく考えすぎず、職歴全体の流れと現在の仕事内容、実績、応募先で活かせる経験を1〜2分程度で整理して話せれば十分です。

数字や具体的なエピソードを添えることで、経験や強みも伝わりやすくなります。

面接前に一度声に出して練習しておくと、本番でも落ち着いて説明しやすくなります。

自分らしい言葉で経験を伝え、これまで積み重ねてきたことを自信を持ってアピールしていきましょう。

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