目次
はじめに
「どこまで仕事内容を書けばよいのだろうか」
「毎日行っている受発注業務や資料作成は、どのように書けば採用担当者へ伝わりやすくなるのだろうか」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、営業事務の職務経歴書に記載したい基本項目や書き方のポイント、職種別の例文まで順を追ってご紹介していきます。
職務経歴書をこれから作成する方も、すでに作成して見直したい方も、ぜひ参考にしてみてください。
営業事務の職務経歴書で企業が見ているポイント
営業事務の職務経歴書では、これまで担当してきた業務内容だけでなく、「どのような役割を担い、どのように営業担当者や組織を支えてきたのか」が重視されます。
ここでは、企業が営業事務の職務経歴書で確認している主なポイントについて解説します。
「正確性」と「サポート力」
営業事務の職務経歴書では、事務処理を正確に進める力と、営業担当者を支えるサポート力が重視されます。
受発注入力や請求書発行でミスを防ぐために行っていた確認方法や、見積書作成、資料準備、顧客対応などをどこまで担当していたのかを具体的に伝えることが大切です。
営業担当者が業務に集中できるよう、どのように支えてきたのかが伝わる内容ほど評価されやすくなります。
具体的な業務を書く
営業事務の職務経歴書では、「事務業務を担当していました」と書くだけではなく、担当していた業務を具体的に伝えることが大切です。
受発注処理の件数や見積書・請求書の作成、営業資料の準備、電話やメールでの顧客対応など、日々の業務内容を分かりやすく記載しましょう。
仕事内容が具体的に伝わるほど、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなります。
数字を入れる
職務経歴書に数字を入れると、担当していた業務の規模や経験が伝わりやすくなります。
受発注処理の件数や担当顧客数、サポートしていた営業担当者の人数など、数字で表せるものは積極的に記載してみましょう。
業務内容だけでなく規模感も伝わることで、採用担当者が経験をイメージしやすくなります。
営業事務の職務経歴書の書き方と例文のポイント
営業事務の職務経歴書は、経験した業務を並べるだけでは十分なアピールになりません。
ここでは、営業事務の経験を分かりやすく整理し、応募先企業に伝わりやすい職務経歴書を作成するためのポイントを解説します。
営業事務で評価されやすい職務要約の書き方
営業事務の職務要約では、勤務年数や担当業務、担当していた営業担当者数や取引先数を200〜300文字程度で簡潔にまとめることが大切です。
受発注処理や見積書作成、請求書発行などの業務内容に加え、件数や人数などの数字を入れると経験の規模が伝わりやすくなります。
採用担当者が短時間で仕事内容をイメージできる、分かりやすい内容を意識してみましょう。
業務内容を伝わりやすく書くコツ
業務内容を書くときは、「営業事務を担当」とまとめるのではなく、受発注処理や見積書作成、請求書発行、納期調整など、実際に担当した業務を具体的に記載しましょう。
あわせて、処理件数や担当営業担当者数などの数字を入れると、業務量や経験の幅が伝わりやすくなります。
仕事内容が具体的になるほど、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなります。
自己PRでよく使われるアピール例
営業事務の自己PRでは、受発注処理や請求書発行を正確に行った経験、営業担当者からの依頼に迅速に対応した経験、電話やメールで取引先と調整した経験などがよくアピールされています。
さらに、1日の処理件数やサポートしていた営業担当者数などの数字を加えると、経験の規模も伝わりやすくなります。
担当業務と自分の行動を具体的に伝えることで、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
営業事務の職務経歴書の例文【経験者向け】
営業事務といっても、営業担当者のサポートを中心に担当していた人もいれば、受発注業務や資料作成・データ管理を中心に経験してきた人もいます。
ここでは、営業事務経験者向けに、業務内容ごとの職務経歴書の例文を紹介します。
営業サポート業務の例文
営業事務として5年間勤務し、営業担当者8名のサポート業務を担当しました。
受発注処理を1日80件ほど対応し、見積書・請求書作成、納期調整、在庫確認、電話・メールでの顧客対応を行ってきました。
また、資料準備や入力内容の確認を徹底し、営業担当者が業務に集中できるよう支援するとともに、入力ミスや納期遅延の防止にも努めました。
受発注業務中心の例文
受発注業務を中心に4年間、営業事務として勤務しました。
1日100件ほどの受注データ入力や発注処理、納期確認を担当し、取引先との電話・メール対応や納期調整も行ってきました。
また、請求書発行や売上データ管理にも携わり、入力内容の確認を徹底することで、ミスのない正確な事務処理を心がけていました。
資料作成・データ管理業務の例文
営業事務として6年間勤務し、営業会議資料や売上集計資料、顧客管理資料の作成を担当しました。
Excelを使って月300件以上の受注データを集計し、売上実績や受注状況を営業担当者へ共有してきました。
また、顧客情報や契約情報の登録・更新も行い、正確なデータ管理を心がけながら営業活動を支えていました。
営業事務の職務経歴書の例文【未経験・経験浅め向け】
営業事務の経験がなくても、これまでの仕事で培ったスキルや経験を職務経歴書で適切に伝えることで評価につながる可能性があります。
ここでは、未経験者や経験が浅い方に向けて、これまでの経験を営業事務へ結び付けてアピールする例文や書き方のポイントを紹介します。
事務経験を活かした例文
一般事務として2年間勤務し、データ入力や書類作成、電話・メール対応を担当しました。
Excelを使った顧客情報管理や月次資料作成を行い、1日50件ほどのデータ入力にも対応してきました。
事務業務で培った正確な入力作業とスケジュール管理の経験を活かし、営業事務として営業担当者のサポートや受発注業務に貢献したいと考えています。
接客・販売経験を活かした例文
販売職として3年間勤務し、1日50名ほどの接客対応や商品説明、レジ業務、在庫管理を担当しました。
電話での問い合わせ対応や売上データ入力、在庫管理にも携わり、正確な事務処理を心がけてきました。
接客で培ったコミュニケーション力と事務処理の経験を活かし、営業事務として営業担当者や取引先を支えていきたいと考えています。
未経験でもアピールしやすい強み
営業事務の経験がなくても、データ入力や電話対応、書類作成、スケジュール管理の経験は十分なアピールになります。
Excelでの資料作成や1日の対応件数など、具体的な数字を交えて伝えると、事務処理能力がより伝わりやすくなります。
これまでの経験を丁寧に整理することで、営業事務として活躍できるイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。
営業事務の職務経歴書でよくあるNG例
職務経歴書は経験や強みを伝えるための書類ですが、書き方によっては十分な経験があっても評価されにくくなることがあります。
ここでは、営業事務の職務経歴書でよく見られる失敗例と、注意したいポイントについて解説します。
業務内容を簡単に書きすぎている
「営業事務を担当」「事務業務全般を担当」とだけ書くと、実際の仕事内容が伝わりにくくなります。
受発注処理や見積書作成、請求書発行など、担当していた業務を具体的に記載し、処理件数や担当人数などの数字も添えると分かりやすくなります。
経験の内容が明確になることで、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。
抽象的な自己PRだけになっている
「コミュニケーション力があります」「サポートが得意です」といった表現だけでは、強みが伝わりにくいことがあります。
営業担当者を何名支援していたのか、どのような資料を作成していたのかなど、実際の業務内容とあわせて伝えることが大切です。
具体的なエピソードを添えることで、採用担当者にも入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
営業事務と関係ない内容が多すぎる
営業事務と関係の薄い業務を長く書いてしまうと、受発注処理や見積書作成、電話対応などの経験が伝わりにくくなります。
職歴をすべて詳しく説明するのではなく、営業担当者のサポートや事務処理に関わる業務を優先して記載しましょう。
営業事務に活かせる経験が分かりやすくなることで、採用担当者にも強みが伝わりやすくなります。
営業事務の職務経歴書を見やすくするコツ
営業事務の職務経歴書は、内容の充実だけでなく、採用担当者が短時間で内容を理解できる見やすさも重要です。
ここでは、業務内容や実績を読みやすくまとめ、応募先企業に伝わりやすい職務経歴書を作るためのポイントを紹介します。
箇条書きを使って整理する
担当業務を長文でまとめると、仕事内容が伝わりにくくなることがあります。
受発注処理や見積書作成、請求書発行、電話対応などは、項目ごとに整理して記載すると分かりやすくなります。
担当していた業務や範囲が一目で分かるため、採用担当者にも経験をスムーズに理解してもらいやすくなるでしょう。
実績は数字でまとめる
実績や担当範囲は、文章だけで説明するよりも数字を使って伝えるのがおすすめです。
1日の受発注件数や担当営業担当者数、取引先数などを記載すると、業務量や経験の規模が伝わりやすくなります。
文章を長くしなくても要点を整理できるため、職務経歴書全体もすっきりと読みやすくなるでしょう。
応募先に合わせて内容を調整する
応募先によって求められる業務は異なるため、職務経歴書の内容も調整することが大切です。
受発注業務を重視する企業なら受発注処理や納期調整を、営業サポートを重視する企業なら見積書作成や資料作成の経験を優先して記載しましょう。
応募先で活かせる経験を分かりやすく伝えることで、採用担当者にも適性をイメージしてもらいやすくなります。
まとめ
営業事務の職務経歴書では、経験をたくさん書くことよりも、「何を担当し、どのように仕事へ取り組んできたのか」を分かりやすく伝えることが大切です。
受発注処理や見積書作成、電話対応などの業務内容に加え、件数や担当人数などの数字を入れると、経験の規模や強みが伝わりやすくなります。
また、自己PRでは抽象的な言葉だけで終わらせず、実際の業務経験と結び付けて伝えることも重要です。
応募先が求める業務に合わせて内容を調整すると、採用担当者にも入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
まずは、これまでの経験を一つひとつ整理し、自分らしい強みが伝わる職務経歴書を作成してみてください。
丁寧にまとめた内容は、きっと転職活動の大きな力になります。