目次
はじめに
「職務経歴書に実績を書いてくださいと言われても、何を書けばいいのかわからない…」
「売上や成果はあるけれど、どう書けば伝わるの?」
「数字でアピールしたほうがいいと聞くけれど、自信がない…」と悩んでいませんか。
職務経歴書では、「売上に貢献しました」「業務改善を行いました」と書くだけでは、どのような成果を出したのかが伝わりにくい場合があります。
一方で、「売上を120万円から180万円へ伸ばした」「問い合わせ対応件数を削減した」など、数字を交えてまとめると、実績の内容が伝わりやすくなります。
この記事では、職務経歴書で実績を伝わりやすくまとめる方法や、数字の使い方、職種別の書き方の例をわかりやすく解説します。
職務経歴書の実績は「数字+行動+結果」で書く

職務経歴書の実績欄は、「売上を伸ばしました」「業務改善に貢献しました」のように抽象的に書くだけでは、採用担当者に具体的なイメージが伝わりにくくなります。
ここでは、数字・行動・結果を組み合わせて実績を書く理由や、採用担当者がどのポイントを見ているのか、抽象表現だけでは伝わりにくい理由について解説します。
数字だけではなく行動と結果まで書く
職務経歴書の実績は、数字だけではなく「どのような行動をして成果につながったのか」まで書くことが大切です。
たとえば、「売上120%を達成」と書くだけではなく、「既存顧客へ月20件の追加提案を行い、前年度比120%の売上を達成」と書くことで、成果に至るまでの行動が伝わりやすくなります。
数字は成果の大きさを示す材料ですが、行動内容もあわせて書くことで、どのように成果を出したのかを採用担当者にイメージしてもらいやすくなります。
結果だけではなく、成果につながった取り組みまで具体的に記載しましょう。
採用担当者は「何をして成果を出したか」を見ている
採用担当者は、実績の数字だけではなく、「何をして成果を出したのか」を見ています。
そのため、「売上120%達成」や「対応件数月300件」といった結果だけでなく、どの業務でどのような行動をしたのかまで書くことが大切です。
たとえば、「回答テンプレートを作成して対応時間を短縮し、問い合わせ対応件数を月260件まで増やした」のように書くと、行動と成果のつながりが伝わりやすくなります。
行動まで具体的に記載することで、採用担当者は入社後の活躍イメージを持ちやすくなります。
抽象表現だけでは実績として伝わりにくい
抽象的な表現だけでは、実績として伝わりにくい場合があります。
「業務改善に貢献しました」「売上向上に努めました」といった表現だけでは、どのような成果を出したのか判断しにくいためです。
職務経歴書では、「何を改善したのか」「どのくらい変化したのか」まで具体的に書くことが大切です。
数字・行動・結果をあわせて記載することで、採用担当者に実績の内容が伝わりやすくなります。
職務経歴書の実績の悪い例と良い例

職務経歴書の実績欄は、同じ経験を書いていても、表現の仕方によって採用担当者への伝わり方が大きく変わります。
たとえば、「頑張りました」「売上に貢献しました」だけでは、どの程度の成果なのか判断しにくく、他の応募者との差も見えません。
ここでは、実績欄でよくある悪い例と良い例を比較しながら、伝わりやすい書き方のポイントを解説します。
「頑張りました」だけの書き方は弱い
「頑張りました」「努力しました」といった表現だけでは、実績としては伝わりにくくなります。
採用担当者は、どのような業務を担当し、どのような行動によって成果を出したのかを確認しています。そのため、職務経歴書では気持ちを表す言葉ではなく、具体的な行動と結果を記載することが大切です。
数字・行動・結果をあわせて書くことで、実績の内容が伝わりやすくなります。
数字を入れるだけで伝わり方は変わる
職務経歴書の実績は、数字を入れるだけで伝わり方が大きく変わります。
「売上に貢献しました」「多くのお客様に対応しました」といった表現だけでは、成果や業務量を具体的に判断しにくいためです。
一方で、売上金額や対応件数、達成率などの数字を入れると、実績の大きさが伝わりやすくなります。
数字があることで、採用担当者は実績を事実として把握しやすくなります。
行動内容を加えると評価されやすい
職務経歴書の実績は、結果だけでなく行動内容もあわせて書くことで評価されやすくなります。
数字だけでは、どのような取り組みで成果を出したのかが伝わりにくいためです。行動内容を加えることで、成果に至るまでの過程が明確になり、採用担当者も実力を判断しやすくなります。
実績を書くときは、結果だけでなく「誰に」「何を」「どのように行ったか」もあわせて記載しましょう。
職務経歴書の実績を書くときの基本ルール

職務経歴書の実績欄は、ただ経験を書くだけではなく、「どんな行動をして、どのような成果につながったのか」を採用担当者に伝わる形で整理することが重要です。
特に、売上や対応件数などの数字を入れるだけでも具体性が増え、「実際にどの程度の成果を出した人なのか」が判断しやすくなります。
ここでは、職務経歴書の実績欄を書くときに押さえておきたい基本ルールについて解説します。
売上・件数・改善率など数字を入れる
職務経歴書の実績を書くときは、売上金額、対応件数、達成率、改善率、処理時間など、成果を判断できる数字を入れることが大切です。
「売上に貢献しました」だけでは、採用担当者は月10万円の成果なのか、月100万円の成果なのかを判断できません。
「月間売上を80万円から110万円に増やしました」と書くと、30万円の増加があったことが伝わります。
「事務処理を改善しました」だけでは変化が見えませんが、「1件あたりの処理時間を10分から7分に短縮しました」と書くと、3分短縮した成果がわかります。
数字を入れることで、実績の大きさや変化がはっきり伝わり、採用担当者が評価しやすくなります。
「何をしたか」を先に書く
職務経歴書の実績を書くときは、最初に「何をしたか」を書くと、採用担当者が内容を理解しやすくなります。
「売上を120%達成しました」と結果から書くよりも、「既存顧客30社へ月1回の追加提案を行い、売上を前年比120%達成しました」と書くほうが、成果までの流れが伝わります。
結果だけを先に書くと、本人の行動で出た成果なのか、担当店舗や商品需要による成果なのかを判断しにくくなります。
先に行動内容を書くことで、採用担当者は「どの業務で、どのように動き、どの数字につながったのか」を確認できます。
そのため、実績は「何をしたか」を先に書き、そのあとに数字や結果を続ける形にすると伝わりやすくなります。
結果だけではなく過程も短く入れる
職務経歴書の実績を書くときは、結果だけで終わらせず、その結果に至るまでの過程も短く入れることが大切です。
「売上を前年比120%達成しました」だけでは、どの行動が売上につながったのかが伝わりません。
「既存顧客30社の購入履歴を確認し、月1回の追加提案を行った結果、売上を前年比120%達成しました」と書くと、行動から結果までの流れがわかります。
過程を長く書きすぎると読みづらくなるため、職務経歴書では「誰に」「何を」「どの頻度で行ったか」を1文の中にまとめます。
結果と過程をセットで書くことで、採用担当者は成果の理由を判断しやすくなります。
応募職種に関係ある実績を優先する
職務経歴書の実績を書くときは、応募職種で求められる業務に近い実績を優先して書くことが大切です。
営業職へ応募する場合は、社内表彰よりも、月間売上、契約件数、提案件数、目標達成率などを先に書くほうが伝わりやすくなります。
事務職へ応募する場合は、売上実績よりも、月300件の請求処理、入力ミスの削減、1件あたりの処理時間短縮などを優先すると、担当できる業務が判断しやすくなります。
応募職種と関係が薄い実績を先に書くと、採用担当者は「この仕事でどう活躍できるのか」を読み取りにくくなります。
そのため、実績は大きさだけで選ばず、応募先の仕事内容とつながる数字や行動を優先して書くことが重要です。
営業職の実績の書き方例文

営業職の実績は、ただ「売上に貢献しました」「新規開拓を頑張りました」と書くだけでは、採用担当者に成果の大きさが伝わりにくくなります。
職務経歴書では、売上金額、前年比、開拓件数、目標達成率などの数字を入れることで、どのくらい成果を出したのかを具体的に示せます。
ここでは、営業職の実績をわかりやすく伝えるための書き方例文を紹介します。
売上アップを数字で書く例
営業職で売上アップの実績を書くときは、売上金額、前年比、目標達成率などを入れて、どのくらい成果が出たのかを数字で示します。
「売上アップに貢献しました」だけでは、月5万円の増加なのか、月50万円の増加なのかがわかりません。
「既存顧客40社へ月1回の追加提案を行い、担当商品の月間売上を90万円から130万円に増やしました」と書くと、40万円の売上増加が伝わります。
さらに「目標達成率115%」や「前年比120%」を加えると、会社の基準に対してどの程度成果を出したのかも判断しやすくなります。
売上アップを書く場合は、金額、期間、比較対象を入れることで、営業実績として伝わりやすくなります。
新規開拓件数を書く例
営業職で新規開拓件数を書くときは、アプローチ件数、商談件数、契約件数を分けて書くと、どの段階で成果を出したのかが伝わりやすくなります。
「新規開拓を行いました」だけでは、何社へ連絡し、何件の商談につながり、何件契約できたのかがわかりません。
「月80社へ電話で新規アプローチを行い、月15件の商談を獲得し、そのうち5件を契約につなげました」と書くと、行動量と契約結果が数字で伝わります。
新規開拓は、契約件数だけでなく、アプローチから商談までの過程も評価されやすい項目です。
そのため、職務経歴書では「何社に接触したか」「何件商談化したか」「何件契約できたか」を入れて書くことが大切です。
目標達成率を書く例
営業職で目標達成率を書くときは、目標金額、実績金額、達成率をセットで書くと、成果の大きさが伝わりやすくなります。
「目標を達成しました」だけでは、目標が月50万円なのか、月500万円なのかがわかりません。
「月間売上目標300万円に対し、実績360万円を達成し、達成率120%となりました」と書くと、目標と結果の差が数字で判断できます。
さらに「既存顧客25社へ週1回の追加提案を行った結果」と行動を加えると、どの動きが達成率につながったのかも伝わります。
目標達成率を書く場合は、目標、実績、達成率、行動内容を1文にまとめることが大切です。
事務職の実績の書き方例文

事務職の実績は、売上のように成果が見えにくいため、「丁寧に対応しました」「業務を支えました」だけでは強みが伝わりにくくなります。
職務経歴書では、作業時間の短縮、入力ミスの削減、処理件数や問い合わせ対応件数などを数字で示すことで、日々の業務でどのように貢献したのかを具体的に伝えられます。
ここでは、事務職の実績をわかりやすく書くための例文を紹介します。
業務効率化を書く例
事務職で業務効率化を書くときは、どの作業を、何分から何分に短縮したのかを数字で書くと伝わりやすくなります。
「業務効率化に取り組みました」だけでは、採用担当者は改善した作業内容や短縮できた時間を判断できません。
「請求書作成時に使用する入力項目を20項目から12項目に整理し、1件あたりの処理時間を15分から10分に短縮しました」と書くと、改善した行動と結果が具体的に伝わります。
さらに「月100件の請求処理に対応」と入れると、毎月どのくらいの業務量に対して効率化したのかもわかります。
業務効率化を書く場合は、作業名、処理件数、短縮時間、改善した内容を1文にまとめることが大切です。
ミス削減を書く例
事務職でミス削減を書くときは、どの作業で、ミス件数を何件から何件に減らしたのかを数字で書くと伝わりやすくなります。
「入力ミスを減らしました」だけでは、採用担当者は改善前の件数や削減幅を判断できません。
「受注データ入力後に確認項目を8項目に分けたチェックリストを作成し、月10件あった入力ミスを月3件まで削減しました」と書くと、行動と結果が具体的に伝わります。
さらに「月200件の受注データを処理」と入れると、どのくらいの業務量の中でミスを減らしたのかもわかります。
ミス削減を書く場合は、作業名、処理件数、改善前後のミス件数、見直した確認方法を1文にまとめることが大切です。
対応件数を書く例
事務職で対応件数を書くときは、1日、1週間、1ヶ月のどの単位で何件対応していたのかを数字で書くと伝わりやすくなります。
「多くの書類を処理しました」だけでは、採用担当者は業務量を判断できません。
「月250件の請求書処理を担当し、提出前に金額、取引先名、支払期日の3項目を確認して対応しました」と書くと、処理件数と確認内容が具体的に伝わります。
さらに「締切遅延なしで対応」と入れると、件数だけでなく、決められた期日内に処理できていたこともわかります。
対応件数を書く場合は、作業名、件数、確認した項目、期限内に対応した結果を1文にまとめることが大切です。
接客・販売職の実績の書き方例文

接客・販売職の実績は、「お客様対応を頑張りました」「売上に貢献しました」だけでは、どのような成果を出したのかが伝わりにくくなります。
職務経歴書では、売上金額、販売数、顧客対応件数、リピート率の改善などを数字で示すことで、接客力や販売力を具体的に伝えられます。ここでは、接客・販売職の実績をわかりやすく書くための例文を紹介します。
売上実績を書く例
接客・販売職で売上実績を書くときは、個人売上、店舗売上、目標達成率、前年比などを数字で入れると伝わりやすくなります。
「売上に貢献しました」だけでは、採用担当者はどのくらいの金額を販売したのか、目標に対して何%達成したのかを判断できません。
「1日平均30名の来店客に接客し、商品の使用目的を確認したうえで関連商品を提案し、月間個人売上を80万円から100万円に増やしました」と書くと、接客数、行動、売上の変化が具体的に伝わります。
さらに「目標達成率110%」や「前年比115%」を加えると、店舗や会社の基準に対してどの程度成果を出したのかもわかります。
売上実績を書く場合は、売上金額、期間、比較対象、接客時に行った提案内容を1文にまとめることが大切です。
顧客対応を書く例
接客・販売職で顧客対応を書くときは、1日あたりの対応人数、対応した内容、改善した結果を数字で入れると伝わりやすくなります。
「丁寧な接客を行いました」だけでは、採用担当者はどのくらいの人数に、どのような対応をしていたのかを判断できません。
「1日平均40名の来店客に対応し、購入目的や予算を確認したうえで商品を提案し、接客後の購入率を25%から35%に改善しました」と書くと、対応人数、行動、結果が具体的に伝わります。
さらに「クレーム対応を月5件から月2件に削減」と入れると、顧客対応の質が数字で判断しやすくなります。
顧客対応を書く場合は、対応人数、確認した内容、提案した行動、購入率やクレーム件数の変化を1文にまとめることが大切です。
リピート率改善を書く例
接客・販売職でリピート率改善を書くときは、再来店率、再購入率、来店後の案内方法、購入後のフォロー内容を数字で入れると伝わりやすくなります。
「リピーター獲得に取り組みました」だけでは、採用担当者は何%改善したのか、どの接客が再来店につながったのかを判断できません。
「購入者へ使用方法と次回来店目安を案内し、会計時にポイントカード登録を促した結果、月間リピート率を20%から28%に改善しました」と書くと、行動と結果が具体的に伝わります。
さらに「月120名の購入者に案内」と入れると、どのくらいの顧客に対して取り組んだのかもわかります。
リピート率改善を書く場合は、対象人数、案内した内容、改善前後のリピート率、再来店につながった行動を1文にまとめることが大切です。
数字で書ける実績がない場合の対処法

職務経歴書に書ける売上金額や達成率がない場合でも、実績として伝えられる内容はあります。
たとえば、担当した件数や対応人数、業務の進め方を変えた行動、以前より早く・正確にできるようになった変化などを整理すると、自分の仕事ぶりを具体的に示せます。
ここでは、数字で書ける実績が少ない場合でも、職務経歴書で評価されやすい形に変える方法を紹介します。
担当件数や対応人数へ置き換える
売上金額や達成率を書けない場合は、担当件数や対応人数で実績を伝える方法があります。
たとえば、「事務業務を担当しました」だけでは業務量が伝わりにくいですが、「月200件の請求書処理を担当し、取引先名や金額、支払期日を確認して対応しました」と書くと、担当していた仕事の規模がイメージしやすくなります。
また、「接客を担当しました」ではなく、「1日平均40名のお客様に対応しました」と書くことで、日々の対応人数が伝わります。
売上実績がなくても、件数や人数などの数字を入れることで、担当していた業務の規模や経験を伝えやすくなります。
改善した行動を書く
売上金額や達成率を書けない場合は、改善した行動を実績として伝える方法があります。
たとえば、「業務に取り組みました」だけでは内容が伝わりにくいですが、「書類提出前の確認項目を整理し、取引先名や金額、日付などを順番に確認するようにしました」と書くと、工夫した内容がわかりやすくなります。
また、「接客を工夫しました」ではなく、「来店時に使用目的や予算を確認してから商品を案内しました」と書くことで、どのような対応を意識していたのかが伝わります。
数字で表せる成果がない場合でも、業務の進め方や工夫した点を書くことで、仕事への取り組み姿勢をアピールしやすくなります。
比較できる変化を書く
数字で表せる売上や達成率がない場合は、改善前と改善後の変化を書く方法があります。
たとえば、「作業しやすくしました」だけでは内容が伝わりにくいですが、「紙で管理していた申込書をExcelで一覧化し、氏名や申込日、対応状況をまとめて確認できるようにしました」と書くと、工夫した内容がわかりやすくなります。
また、「お客様対応を見直しました」ではなく、「問い合わせ内容を商品説明、在庫確認、返品相談に分けて記録しました」と書くことで、対応方法の変化も伝えやすくなります。
数字で示せる成果がなくても、改善前と改善後の違いを書くことで、仕事への取り組みや工夫をアピールしやすくなります。
職務経歴書の実績を書くときのNG例

職務経歴書の実績は、書き方を間違えると、せっかくの経験や成果が採用担当者に伝わりにくくなります。
たとえば、数字がなく具体性に欠ける書き方や、社内でしか通じない専門用語だけの説明、実際より大きく見せすぎた実績は、評価につながりにくいだけでなく信頼を下げる原因にもなります。
ここでは、職務経歴書の実績を書くときに避けたいNG例を紹介します。
数字なしで終わる
職務経歴書の実績を「売上に貢献しました」「多くの業務を担当しました」のように数字なしで書くと、成果の大きさが伝わりにくくなります。
たとえば、「売上に貢献しました」ではなく、「月間売上を80万円から110万円に増やしました」と書くことで、どのくらい成果を出したのかがわかりやすくなります。
また、「多くの書類を処理しました」ではなく、「月250件の請求書処理を担当しました」と書くと、業務量もイメージしやすくなります。
実績を書くときは、金額や件数、人数などの数字をできるだけ入れることで、採用担当者にも成果が伝わりやすくなります。
専門用語だけで書く
職務経歴書の実績を専門用語だけで書くと、業務内容や成果が伝わりにくくなることがあります。
たとえば、「CRMを活用してLTV向上に貢献しました」だけでは具体的な行動が見えません。しかし、「顧客管理システムで購入履歴を確認し、3ヶ月以上購入がない顧客へ案内メールを送信しました」と書くと、どのような業務を行ったのかがわかりやすくなります。
さらに、「再購入件数が月8件から14件に増えました」と加えることで、成果も伝えやすくなります。
専門用語を使う場合でも、具体的な行動や結果をあわせて書くことが大切です。
実績を盛りすぎる
職務経歴書の実績は、実際の内容より大きく見せようとせず、事実をわかりやすく伝えることが大切です。
たとえば、「売上を大幅に伸ばしました」よりも、「担当商品の月間売上を80万円から100万円に増やしました」と書くほうが、成果が伝わりやすくなります。
また、チームで達成した成果は、自分の役割もあわせて書きましょう。「5名チームの一員として既存顧客20社への追加提案を担当し、チーム目標達成率110%に貢献しました」と書くと、担当した範囲がわかりやすくなります。
実績を書くときは、説明できる数字や担当した業務に絞って書くことをおすすめします。
まとめ
職務経歴書の実績は、「頑張りました」「貢献しました」といった表現だけではなく、できるだけ数字や具体的な行動を添えて書くことが大切です。
売上金額や対応件数、業務改善による時間短縮などを数字で示すことで、採用担当者にも成果の大きさが伝わりやすくなります。
また、大きな実績がない場合でも、担当した業務量や工夫したこと、改善前後の変化を整理することで、自分の経験を十分にアピールできます。
職務経歴書を書くときは、事実として説明できる内容に絞りながら、応募する職種に関連する実績を優先してまとめてみてください。
具体的な行動と結果が伝わる職務経歴書は、採用担当者にも仕事のイメージを持ってもらいやすくなります。