シニア層・中高年の転職

65歳の高齢者が副業やバイト収入を得るのは普通?働く理由や実態を解説します

はじめに

「65歳を過ぎてから副業やバイトで収入を得るのは、珍しいことなのだろうか」
「年金を受け取りながら働いていると、周囲から生活に困っていると思われないだろうか」と気になっていませんか。

定年を迎えたあと、食費や光熱費に使えるお金を少し増やしたいと思って求人を見ても、同年代がどのくらい働いているのか分からないと、応募をためらってしまいますよね。

この記事では、65歳の高齢者が副業やバイト収入を得ることは一般的なのかをはじめ、働く理由や仕事の実態、収入を得る際に確認したい点まで順を追って説明していきます。

65歳で副業やバイト収入を得ている高齢者は多い?

65歳を過ぎてから副業やアルバイトを始める人は、特別な存在ではありません。

ここでは、65歳以降に働く人の状況と、副業やアルバイトを選ぶ理由について見ていきます。

65歳以降も働く人は珍しくない

65歳以降も働き続ける人は、今では決して珍しくありません。

2024年は、65〜69歳では男性の62.8%、女性の44.7%、70〜74歳でも男性の43.8%、女性の27.3%が就業しています。

また、65歳以上の就業者数は21年連続で前年を上回っており、65歳を過ぎてから副業やアルバイトで収入を得る働き方も、身近な選択肢の一つになっています。

副業やアルバイトで収入を補う人もいる

65歳以降は、年金や本業の収入だけでは足りない分を補うために、副業やアルバイトを始める人もいます。

週2〜3日や1日3〜5時間など、自分に合った働き方を選びやすいため、体力や生活リズムに無理なく合わせながら、生活費や趣味に使えるお金を少しずつ増やしていくことができます。

65歳以降も働く人が増えている理由

65歳以降も働く人が増えている背景には、収入面だけでなく、生活の充実を求める気持ちもあります。

ここでは、65歳以降も働く人が増えている主な理由を見ていきます。

年金だけでは不安を感じる人がいる

65歳以降は、毎月受け取る年金だけでは生活費をまかないきれず、不安を感じる人もいます。

家賃や食費、光熱費などの支払いを続けながら、できるだけ貯蓄を減らさずに暮らすために、副業やアルバイトで収入を補おうと考えるケースも少なくありません。

健康維持や社会とのつながりを求める人もいる

65歳以降も働く理由は、収入だけではありません。

決まった曜日や時間に働くことで生活リズムを整えたり、職場で人と会話する機会を持ったりすることを目的に働く人もいます。

無理のない範囲で仕事を続けることで、体を動かす習慣ができ、社会とのつながりを保ちやすくなると感じる人もいます。

65歳の副業やバイト収入は何に使われているの?

65歳で得た副業やアルバイトの収入は、毎月の生活費を補うために使われる場合もあれば、趣味や旅行などを楽しむためのお金に充てられる場合もあります。

収入を得る目的によって、必要な金額や働く時間も変わります。ここでは、副業やアルバイトで得た収入の主な使い道を見ていきます。

生活費の補填

65歳からの副業やアルバイトの収入は、年金だけでは足りない生活費を補うために活用されることが多くあります。

家賃や食費、光熱費など毎月必要な支払いに充てることで、貯蓄を大きく取り崩さずに済み、家計に少しゆとりを持たせやすくなります。

趣味や旅行など自由に使うお金

副業やアルバイトで得た収入を、趣味や旅行など自由に使えるお金に充てる人もいます。

毎月少しずつ収入を積み重ねることで、趣味に必要な費用や旅行の交通費・宿泊費を準備しやすくなり、楽しみを無理なく続けやすくなります。

65歳で複数のバイトや副業をしている人はいる?

65歳以降でも、複数のアルバイトや副業を掛け持ちして働く人はいます。

1つの仕事だけで必要な収入や勤務日数を確保するのではなく、仕事内容や勤務時間の異なる仕事を組み合わせるケースもあります。

ここでは、掛け持ちで働くケースと、短時間勤務を組み合わせるケースについて見ていきます。

掛け持ちで働くケース

65歳でも、2つ以上のアルバイトや副業を組み合わせて働く人は少なくありません。

1つの仕事だけでは希望する収入や勤務日数に届かない場合でも、勤務日が重ならない仕事を選ぶことで、自分の体力や生活リズムに合わせながら収入を調整しやすくなります。

短時間勤務を組み合わせるケース

1日2〜4時間ほどの短時間勤務を組み合わせて働くケースもよく見られます。

午前と午後で別の仕事をしたり、曜日ごとに勤務先を分けたりすることで、1回あたりの負担を抑えながら、無理のない範囲で働く時間と収入を確保しやすくなります。

65歳で働くときに気を付けたいこと

65歳で仕事を続ける場合は、収入だけで判断せず、体調と制度への影響を確認することが大切です。

勤務時間や仕事内容が体力に合っていないと負担が重くなり、収入額や働き方によっては年金や雇用保険の扱いが変わる場合もあります。

ここでは、健康を守りながら働くための考え方と、事前に確認したい制度上のポイントを見ていきます。

体力や健康を優先する

65歳から働くときは、収入だけを優先するのではなく、体力や健康に無理のない働き方を選ぶことが大切です。

勤務後の疲れが翌日まで続いたり、睡眠時間が減ったり、持病の症状が悪化したりする場合は、1日の勤務時間や週の勤務日数を見直し、自分の体調に合ったペースへ調整しましょう。

年金や雇用保険への影響を確認する

65歳から働く場合は、給与額だけでなく、年金や雇用保険への影響も事前に確認しておくと安心です。

2026年4月以降は、賃金と老齢厚生年金の合計が月65万円を超えると、超えた金額に応じて年金の一部が支給停止されます。

また、1つの勤務先で週20時間以上働く場合や、複数の勤務先の労働時間を合計して週20時間以上になる場合は、雇用保険の加入条件についても確認しておきましょう。

まとめ

65歳を過ぎてから副業やアルバイトを始めることは、今では決して珍しいことではありません。

生活費を補うためだけでなく、趣味や旅行を楽しむための収入を増やしたり、生活リズムを整えたり、社会とのつながりを持ち続けたりと、人それぞれの目的に合わせて働き方を選ぶ人が増えています。

仕事を選ぶ際は、収入だけで判断するのではなく、自分の体力や健康に無理のない勤務時間や日数を選ぶことが大切です。

また、年金や雇用保険への影響も事前に確認しておくと、安心して働き始められます。

大切なのは、長く続けられる働き方を見つけることです。自分に合ったペースで無理なく働きながら、収入と生活のバランスを整えていきましょう。

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