はじめに
「転職してから正社員の保険証は何日くらいで届く?」
「保険証がまだ届いていないけれど、病院に行きたいときはどうすればいい?」と不安になっていませんか。
入社日を迎えて勤務先で健康保険の手続きをしても、すぐに保険証が手元に届くとは限らず、いつから健康保険を使えるのか分からないまま受診日が近づくことがあります。
この記事では、転職後の健康保険の加入手続きから、健康保険が使えるようになるまでの流れ、資格確認書やマイナ保険証を利用する場合の確認方法について、順を追って説明していきます。
転職後の健康保険は何日で使える?
転職後の健康保険は、入社日に資格を取得する場合でも、医療機関で確認できる資格情報がすぐに反映されるとは限りません。
ここでは、転職後に健康保険の資格を取得するタイミングと、資格情報が反映されるまでの流れを順に説明します。
正社員は原則として入社日から健康保険の資格を取得する
正社員が健康保険の加入条件を満たしている場合、原則として入社日が資格取得日になります。
たとえば9月16日に入社した場合は、原則としてその日から新しい勤務先の健康保険に加入します。
資格取得の手続きから情報の反映までは時間がかかる
健康保険の資格を入社日に取得していても、資格情報がすぐに反映されるとは限りません。
入社直後はマイナ保険証で確認できない場合もあるため、受診する予定があるときは勤務先に手続き状況を確認しておくと安心です。
従来の健康保険証は新規発行されない
2024年12月2日以降、従来の健康保険証は新たに発行されなくなり、マイナ保険証を基本とする仕組みに変わりました。
転職後も新しい健康保険証は発行されず、マイナ保険証を利用できない場合は資格確認書で健康保険の資格を確認できます。
転職後に健康保険を使えるようになるまでの流れ
転職後に健康保険を利用するには、まず勤務先が健康保険の資格取得手続きを行い、その後に資格情報が医療機関で確認できる状態になる必要があります。
ここでは、入社後の手続きから実際に健康保険を利用するまでの流れを順番に説明します。
会社が健康保険の資格取得手続きを行う
入社後、勤務先が健康保険の資格取得に必要な手続きを行います。
資格取得日は原則として入社日ですが、保険者側での処理には時間がかかることもあるため、入社直後に受診する場合は勤務先へ手続き状況を確認しておくと安心です。
手続き後にマイナ保険証へ資格情報が反映される
会社が資格取得手続きを行い、保険者側で処理されると、マイナ保険証で新しい健康保険の資格情報を確認できるようになります。
入社直後に資格情報が表示されない場合は、まだ反映されていない可能性があるため、勤務先へ確認してみましょう。
マイナ保険証を利用しない場合は資格確認書で受診する
マイナ保険証を利用しない場合は、資格確認書を医療機関の窓口に提示して受診できます。
資格確認書は、マイナ保険証を利用できない人などに交付され、従来の健康保険証と同じように保険資格の確認に使用できます。
入社後も健康保険の資格情報が確認できないときはどうする?
入社後にマイナ保険証を使おうとしても資格情報が確認できない場合は、健康保険の資格取得手続きがどこまで進んでいるのかを確認する必要があります。
ここでは、健康保険の資格情報が確認できないときに確認する場所と対応方法を順番に説明します。
まず勤務先の人事・総務に手続き状況を確認する
マイナ保険証で資格情報を確認できないときは、まず勤務先の人事・総務へ、健康保険の資格取得手続きが済んでいるか確認します。
まだ手続き中の場合は、資格情報が反映されるまで少し時間がかかることがあります。
マイナポータルで健康保険の資格情報を確認する
勤務先への確認とあわせて、マイナポータルで新しい健康保険の資格情報が登録されているか確認しましょう。
情報が反映されていれば、保険者名称や資格取得年月日などを確認できます。
確認できない状態が続く場合は勤務先に対応を依頼する
しばらく待っても新しい健康保険の資格情報が表示されない場合は、勤務先の人事・総務へ再度連絡します。
入社日や資格情報を確認できない状況を伝え、資格取得手続きや情報反映の状況を確認してもらいましょう。
資格情報が反映される前に病院へ行きたい場合の対応
転職後、健康保険の資格情報がまだ反映されていない時期に病院へ行く必要が生じることがあります。
ここでは、資格情報が反映される前に受診するときの対応を順番に説明します。
医療機関の窓口で転職直後であることを伝える
資格情報がまだ反映されていない状態で受診するときは、受付で転職直後であり、新しい健康保険の資格を確認できないことを伝えます。
医療機関によって対応が異なる場合もあるため、窓口の案内に従って手続きを進めましょう。
いったん医療費を全額自己負担する場合がある
受診時に健康保険の資格を確認できない場合は、医療費の全額をいったん自己負担することがあります。
後から資格が確認できれば払い戻しを受けられる場合があるため、領収書などは保管しておきましょう。
全額自己負担した場合は払い戻しを受けられることがある
医療費を全額自己負担した場合は、加入している健康保険へ申請することで、保険給付分の払い戻しを受けられることがあります。
必要書類や申請方法は保険者によって異なるため、受診後に確認しておくと安心です。
まとめ
転職後の健康保険は、加入条件を満たす正社員であれば原則として入社日に資格を取得しますが、医療機関で確認できる資格情報が同日に反映されるとは限りません。
現在は従来の健康保険証が新規発行されていないため、マイナ保険証を基本に、利用できない場合は資格確認書で健康保険の資格を確認します。
入社後に資格情報が確認できないときは、まず勤務先の人事・総務へ手続き状況を確認し、マイナポータルでも登録状況を確認しましょう。
資格情報の反映前に受診する必要がある場合は、医療機関へ転職直後であることを伝え、必要に応じて医療費をいったん全額自己負担し、後から払い戻しを申請する方法もあります。