目次
はじめに
「内定承諾の返事を少し待ってもらうことってできるの?」
「他社の結果を待ちたいけれど、どう伝えれば失礼にならないのかな…」
そんなふうに迷っていませんか。
第一志望の結果がまだ出ていなかったり、条件をもう一度整理したかったりすると、返答期限までに決めきれないこともありますよね。ただ、「待ってほしい」と伝えること自体は珍しいことではありません。大切なのは、早めに、丁寧に理由と希望日を伝えることです。
この記事では、失礼になりにくい伝え方や、そのまま使える依頼メールの例文を、順を追って説明していきます。
内定の承諾は待ってもらえる?

内定承諾は一定期間待ってもらえるケースが多いものの、すべての状況で認められるわけではありません。
企業側にも採用スケジュールや他候補者との調整があるため、条件やタイミングによっては延長が難しくなる場合もあります。ここでは、実際に待ってもらえない具体的なケースを最小限に絞って確認していきます。
内定の承諾を待ってもらえないケース
待ってもらえないのは、企業側が「これ以上待つと採用予定に影響が出る」と判断した場合です。たとえば、返答期限を過ぎても連絡がない場合や、「少し考えたい」とだけ伝えて、いつまでに返事をするかを伝えていない場合は、延長を受けてもらいにくくなります。
また、同じポジションに他の候補者がいる場合は、1〜2日の延長でも採用判断に影響するため、待ってもらえないことがあります。さらに、一度期限を延ばしてもらったあとに、もう一度延長をお願いすると、採用枠を確保し続けることが難しくなり、断られやすくなります。
ただ、「〇月〇日までに回答します」と期限を具体的に伝え、返答期限の前日までに相談すれば、柔軟に対応してもらえるケースもあります。迷っている場合は、期限を過ぎる前に早めに伝えることが大切です。
内定の承諾を待ってもらうメール

内定承諾を待ってもらう際は、伝え方によって印象と判断が大きく変わります。
内容はシンプルでも問題ありませんが、理由・依頼・期限の3点を具体的に伝えないと、企業側が判断できず断られる可能性が高くなります。ここでは、そのまま使える形で、状況別に例文を確認していきます。
シンプルなメールの例文
件名:内定承諾のご返答期限延長のお願い
株式会社〇〇
採用ご担当者様お世話になっております。〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。現在、意思決定にあたり最終確認を行っており、誠に恐縮ではございますが、内定承諾のご返答期限を〇月〇日まで延長いただくことは可能でしょうか。
上記日程までには必ずご連絡いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。――――――――――
氏名:〇〇〇〇
電話番号:090-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@example.com
他社選考中の場合のメールの例文
件名:内定承諾のご返答期限延長のお願い
株式会社〇〇
採用ご担当者様お世話になっております。〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。現在、他社の選考結果が〇月〇日に確定する予定のため、最終的な意思決定に必要な状況です。誠に恐縮ではございますが、内定承諾のご返答期限を〇月〇日まで延長いただくことは可能でしょうか。
上記日程までには必ずご連絡いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。――――――――――
氏名:〇〇〇〇
電話番号:090-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@example.com
期限を提示する場合のメールの例文
件名:内定承諾のご返答期限延長のお願い
株式会社〇〇
採用ご担当者様お世話になっております。〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。意思決定にあたり検討の時間をいただきたく、内定承諾のご返答を〇月〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか。
上記期日までには必ずご連絡いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。――――――――――
氏名:〇〇〇〇
電話番号:090-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@example.com
内定の承諾を待ってもらうメールの注意点

内定承諾を待ってもらうメールは内容を増やすよりも、NG表現を避けることが優先です。
失礼な言い回しや判断を曖昧にする表現があると、依頼自体が通らない可能性が高くなります。ここでは、最低限押さえるべきNG表現だけに絞って確認していきます。
NG表現
「他社と比較して決めたいので待ってください」という伝え方は、「優先順位が低いのかな」と受け取られやすいため、できるだけ避けたほうが安心です。
また、「第一志望ではありませんが」と順位を伝えてしまうと、必要以上に印象を下げてしまうことがあります。
「いつ返事できるか分かりませんが、待ってください」というように期限を伝えない依頼も、企業側が予定を立てにくくなるため、受けてもらいにくくなります。
延長をお願いするときは、「〇月〇日までにお返事します」と日付まで添えると、伝わり方がやわらかくなります。
もし返答期限を過ぎてしまった場合は、そのまま依頼を書くのではなく、最初に「ご連絡が遅くなり申し訳ありません」と一言添えることが大切です。ひと言あるだけで、相手に与える印象はかなり変わります。
まとめ
内定承諾は、3〜7日程度であれば待ってもらえることが多いですが、返答期限を過ぎてから連絡したり、「いつ返事できるか分からない」と期限を伝えなかったりすると、受けてもらいにくくなります。
特に、一度延長してもらったあとに再度お願いする場合は、断られる可能性が高くなります。
延長をお願いするときは、理由・お願い・回答期限の3点をシンプルに伝えれば十分です。特に、「〇月〇日までにお返事します」と日付をはっきり書くことが大切です。
また、他社の選考中であっても伝えて問題ありませんが、「比較している」「第一志望ではない」といった言い方は避けたほうが安心です。必要な事情だけを、やわらかく伝える形で十分伝わります。
迷ったときは、期限が過ぎる前に早めに相談することを意識すれば大丈夫です。早めの連絡と具体的な期限があれば、丁寧な印象になり、待ってもらえる可能性も高まります。