給与・福利厚生

▶介護職の平均年収は?給与相場や施設別の違いを解説します

はじめに

「介護職の平均年収はどのくらい?」
「今の給与は、ほかの介護施設と比べて高いのか低いのか」と気になっていませんか。

介護職として働いていても、毎月の給与明細だけでは自分の収入が相場に合っているのか判断しにくく、転職を考えるときに勤務先をどう比較すればよいのか迷うことがありますよね。

この記事では、介護職の平均年収や給与相場をはじめ、施設別の年収の違いや収入に差が出るポイントについて、順を追って説明していきます。

介護職の平均年収・給与相場は?

介護職の給与を確認するときは、平均年収だけでなく、毎月受け取る月給や賞与を含めた金額もあわせて見ることが大切です。

ここでは、介護職の平均年収と、月給・賞与を含めた給与相場について説明します。

介護職の平均年収はいくら?

介護職の平均年収は、常勤の場合で350万~400万円程度が目安です。

年収には基本給のほか、夜勤手当や資格手当、賞与なども含まれるため、勤務先や働き方によって金額は変わります。

給与を比べるときは、毎月の給与だけでなく、賞与を含めた年間の収入を確認すると分かりやすいでしょう。

月給・賞与を含めた給与相場

介護職の月給は、常勤の場合で25万~30万円程度が目安です。

勤務先によっては年1~2回の賞与が支給され、月給と合わせて年間の収入が決まります。

給与相場を確認するときは、基本給だけを見るのではなく、夜勤手当や資格手当を含めた月給と、年間の賞与額を分けて確認してみましょう。

施設別に見る介護職の平均年収・給与相場

介護職の給与は、勤務する施設の種類によって差があります。

ここでは、主な施設別に介護職の平均年収や給与相場を説明します。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設の給与相場

特別養護老人ホームや介護老人保健施設で働く介護職の年収は、350万~450万円程度が目安です。

月給は25万~32万円程度で、24時間体制の施設では夜勤を担当することも多く、基本給に夜勤手当が加わります。

そのため、夜勤の回数によって毎月の給与に差が出ることがあります。

有料老人ホーム・グループホームの給与相場

有料老人ホームやグループホームで働く介護職の年収は、330万~420万円程度が目安です。

月給は24万~30万円程度で、夜勤を担当する場合は夜勤手当が加わります。

同じ施設種別でも、夜勤の回数や資格手当などによって給与が変わるため、求人を探すときは手当の内容も確認しておきましょう。

デイサービスなど通所施設の給与相場

デイサービスなどの通所施設で働く介護職の年収は、300万~380万円程度が目安です。

月給は22万~27万円程度で、日中の勤務が中心となるため、基本的に夜勤手当はありません。

そのため、夜勤のある入所施設と比べると、給与相場はやや低くなる傾向があります。

介護職の給与が施設によって違う理由

介護職の給与に施設ごとの差が出る理由の一つは、勤務形態や支給される手当が異なるためです。

ここでは、夜勤の有無や夜勤手当、施設・職種ごとの手当が給与にどのように影響するのかを説明します。

夜勤の有無や夜勤手当が給与に影響する

夜勤がある施設では、基本給に夜勤手当が加わるため、夜勤のない施設よりも月給が高くなる傾向があります。

たとえば、夜勤手当が1回6,000円で月5回勤務すると、月3万円、年間では36万円が給与に加わります。

そのため、夜勤の回数や1回あたりの手当額によって、年収にも差が出てきます。

施設の種類や職種によって手当が異なる

介護職に支給される手当は、働く施設や担当する職種によって異なります。

資格手当や役職手当などが支給される場合は、基本給に毎月の手当が加わるため、月給や年収も高くなります。

同じ基本給でも手当の種類や金額によって収入が変わるため、求人を見るときは手当の内容も確認しておきましょう。

介護職の平均年収と自分の給与を比較するときのポイント

介護職の平均年収と自分の給与を比べるときは、年収の金額だけで判断しないことが大切です。

ここでは、月給・賞与・手当の見方と、経験年数や資格を踏まえて比較するポイントを説明します。

年収だけでなく月給・賞与・手当を確認する

介護職の給与を比較するときは、年収だけでなく、毎月の月給や賞与、夜勤手当、資格手当などの内訳も確認しましょう。

同じ年収でも、月給25万円で賞与が多い場合と、月給28万円で賞与が少ない場合では、毎月受け取る金額が異なります。

自分の給与明細や賞与明細と照らし合わせながら、基本給や手当を分けて比べると、どこに給与の差があるのか分かりやすくなります。

経験年数や資格による違いも考慮する

介護職の給与は、経験年数や持っている資格によっても変わります。

勤続1年と10年では基本給や役職手当に差が出ることがあり、介護福祉士などの資格を持っている場合は、資格手当が支給されることもあります。

平均年収と比べるときは、自分と近い経験年数や資格を持つ人の給与水準を参考にすると、現在の給与がどのくらいなのか判断しやすいでしょう。

まとめ

介護職の年収は、勤務する施設や夜勤の有無、経験年数、保有資格などによって変わります。

入所施設では夜勤手当によって収入が高くなりやすい一方、日中勤務が中心の通所施設では、夜勤のある施設より給与相場が低くなる傾向があります。

自分の給与が相場に合っているか気になる場合は、平均年収だけで判断せず、基本給や賞与、夜勤手当、資格手当なども含めて確認してみましょう。

自分と近い経験年数や資格、勤務条件の給与水準と比べることで、現在の収入を見直したり、今後の働き方を考えたりする際の参考にしやすくなります。

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