履歴書・職務経歴書

▶職務経歴書に書く実績がないときのまとめ方をわかりやすく解説 

はじめに

「職務経歴書に書く実績がない…」
「アピールできる成果が思い浮かばず、何を書けばいいのだろう」と迷っていませんか。

売上1位や表彰歴のような分かりやすい実績がないと、職務経歴書に書けることが何もないように感じてしまいますよね。

この記事では、実績がないと感じる場合の考え方や、職務経歴書で伝えられる内容の整理方法、採用担当者に伝わりやすいまとめ方まで、順を追ってわかりやすく説明していきます。

職務経歴書に「実績がない」と感じる人が多い理由

「職務経歴書に書ける実績がない」と感じる人は少なくありません。

ここでは、実績がないと思い込んでしまう代表的な理由を整理しながら、自分の経験を見直すポイントを確認していきましょう。

数字で書ける成果がないと思ってしまう

「売上を前年比120%に伸ばした」「コストを年間100万円削減した」といった数字で示せる成果がないために、「職務経歴書に書ける実績がない」と感じる人は少なくありません。

特に事務職やサポート職、ルーティン業務が中心だった場合は、個人の成果を数値で管理していない企業も多く、自分の実績として挙げられるものが見つからないと考えてしまいがちです。

そのため、数字で表せる成果がないことを理由に、職務経歴書へ書ける実績もないと思い込んでしまうケースがあります。

毎日の業務が“当たり前”になっている

毎日同じ業務を繰り返していると、自分が行っている仕事を「誰でもできる当たり前の業務」と感じやすくなります。

例えば、受発注対応を1日30件処理する業務や、電話・メール対応、資料作成なども、日常的に続けている本人にとっては特別な実績とは思えないことがあります。

その結果、継続して担当してきた業務や任されていた役割まで実績ではないと考え、職務経歴書に書ける内容がないと感じてしまいます。

他人の職務経歴書と比べてしまう

転職サイトや職務経歴書の例文で、「売上1億円達成」「新規顧客を年間100社獲得」といった目立つ実績を見ると、自分には書ける内容がないと感じてしまうことがあります。

しかし、例文には分かりやすい成果が掲載されることが多く、すべての職種や業務内容に当てはまるわけではありません。

そのため、他人の職務経歴書と比較した結果、自分の経験や担当業務まで実績ではないと思い込んでしまうケースがあります。

実績がなくても職務経歴書に書ける内容

職務経歴書には、売上や表彰歴のような目立つ成果だけを書かなければならないわけではありません。

日々担当してきた業務や継続して取り組んだ経験、仕事の中で意識していた工夫も、採用担当者が評価する材料になります。

ここでは、実績に自信がない場合でも職務経歴書に盛り込みやすい内容を具体的に紹介します。

担当していた業務内容

職務経歴書には、成果だけでなく担当していた業務内容も記載できます。

例えば、「受発注業務を担当」「営業5名のスケジュール管理」「見積書・請求書の作成」「電話・メールでの顧客対応」など、実際に任されていた仕事を具体的に書くことで、どのような業務経験があるのかを採用担当者へ伝えられます。

担当範囲を具体的に示すことは、実務経験を伝える内容として十分に意味があります。

継続していた期間や件数

成果を数値で示せなくても、担当業務をどのくらいの期間続けていたかや、日々どれくらいの件数を対応していたかは職務経歴書に書けます。

例えば、「受発注業務を3年間担当」「1日30件程度の問い合わせ対応」「営業7名のサポート業務を担当」といった内容を記載すると、経験の積み重ねや業務量を具体的に伝えられます。

継続期間や対応件数は、実務経験を客観的に示す情報になります。

工夫していたことや意識していたこと

職務経歴書には、業務を行ううえで工夫していたことや意識していたことも書けます。

例えば、「入力ミスを防ぐためにダブルチェックを徹底した」「問い合わせには当日中の返信を心掛けた」「納期を遅らせないよう優先順位を整理して対応した」といった内容を記載すると、日頃の仕事への取り組み方を具体的に伝えられます。

成果として数値化されていなくても、業務への姿勢を示す内容として評価につながります。

職務経歴書にアピールできる実績がないときのまとめ方

実績としてアピールできる成果が思い浮かばなくても、書き方を工夫すれば職務経歴書に伝えられる内容は十分あります。

大切なのは、成果だけに注目するのではなく、自分が担当した仕事や取り組みを具体的に整理することです。

ここでは、実績がないと感じる場合でも職務経歴書をまとめやすくする考え方と書き方のコツを紹介します。

「成果」ではなく「担当範囲」で整理する

実績として目立つ成果がない場合は、売上や表彰ではなく、自分が担当していた範囲を整理してまとめましょう。

例えば、「受発注業務」「見積書・請求書の作成」「電話・メール対応」「営業5名のサポート」といったように、任されていた業務を具体的に記載すると、どのような実務経験があるのかを採用担当者へ伝えられます。

担当範囲を明確に整理することで、職務経歴書の内容を分かりやすくまとめられます。

「何をしていたか」を細かく分解する

担当業務を一つの言葉でまとめるのではなく、実際に行っていた作業ごとに分けて整理すると、職務経歴書に書ける内容が見つかりやすくなります。

例えば、「営業事務」ではなく、「受発注業務」「見積書作成」「納期調整」「電話・メール対応」のように業務を細かく分解すると、自分が担当していた内容を具体的に伝えられます。

何をしていたかを一つずつ整理することで、職務経歴書へ記載できる経験を漏れなくまとめられます。

書けない内容を書き換えるコツ

「特に実績はありません」と考えてしまう内容でも、担当した業務や役割に書き換えることで職務経歴書に記載できます。

例えば、「成果がない」ではなく「受発注業務を3年間担当」、「特別な実績はない」ではなく「1日30件程度の問い合わせ対応を担当」のように、実際に行っていた業務を具体的な内容へ置き換えると、経験を分かりやすく伝えられます。

書けないと思った内容は、担当業務や継続してきた経験として表現を見直すことが大切です。

実績がない人が避けたい書き方

実績に自信がないからといって、内容を簡単に済ませたり、逆に大きく見せようとしたりすると、職務経歴書の評価が下がる可能性があります。

採用担当者に伝わりやすい職務経歴書にするためには、避けたい書き方も知っておくことが大切です。

ここでは、実績がないと感じる人が特に注意したいポイントを紹介します。

仕事内容を一言だけで終わらせる

仕事内容を「営業事務」「一般事務」「販売職」といった一言だけで終わらせると、実際にどのような業務を担当していたのかが採用担当者へ伝わりません。

例えば、営業事務であれば、受発注業務、見積書作成、納期調整、電話・メール対応など、担当していた作業まで具体的に記載することが大切です。

仕事内容を一言で済ませず、実際の担当業務まで書くことで、経験を正確に伝えられます。

抽象的な表現だけでまとめる

「幅広い業務を担当」「さまざまな業務に対応」といった抽象的な表現だけでは、実際の仕事内容を具体的にイメージしてもらえません。

例えば、「営業5名のスケジュール管理」「1日30件程度の電話・メール対応」「見積書・請求書の作成」のように、担当業務や件数を具体的に記載することが大切です。

抽象的な表現だけでまとめず、実際に行っていた内容を具体化することで、職務経験を伝えやすくなります。

実際より大きく見せようとする

実績が少ないと感じても、担当していない業務を書いたり、自分一人の成果ではない内容を実績として記載したりすることは避けましょう。

職務経歴書に書いた内容は、面接で担当範囲や具体的な業務内容を質問されることが多いため、実際の経験と異なる内容は説明に一貫性がなくなります。

経験を大きく見せようとするのではなく、自分が担当した業務や役割を事実に沿って具体的に記載することが大切です。

まとめ

職務経歴書に書く実績がないと感じても、売上や表彰歴のような目立つ成果だけが評価されるわけではありません。

担当していた業務内容や継続してきた期間、日々の仕事で工夫していたことも、採用担当者が実務経験を判断する大切な材料になります。

大切なのは、「実績がない」と考えて手を止めるのではなく、自分が担当していた業務を具体的に整理し、事実に沿って分かりやすく伝えることです。

また、仕事内容を一言だけで終わらせたり、抽象的な表現だけでまとめたり、実際より大きく見せたりする書き方は避けましょう。

職務経歴書は、目立つ成果を競うための書類ではなく、自分がどのような仕事を担当し、どのように取り組んできたかを伝える書類です。

これまでの経験を一つずつ整理し、自分の実務経験が伝わる職務経歴書を作成してみてください。

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